自由すぎるアメリカの高校生(50代からの英語多読10)
50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力は中学卒業程度(自己評価)、TOEICスコアなし(2/27初受験予定)です(汗)
「Foundations Reading Library」シリーズ⑤
前回はドジなスパイの話で、高校生の日常とはほとんど関係がない内容でした。このシリーズは、「アメリカのティーンエイジャーの友情、初恋など、誰もが親しめるリーダー」と紹介されてるんですが…。
今回は「Boys vs.Girls」をご紹介します。
今回はさすがに、男の子と女の子が競技や出来事なんかで対立しつつ、結果的には仲が良くなる…みたいな甘酸っぱい内容になるんだろうな~と勝手に期待。
ベイビューハイスクールのみなさん、頼みますよ!
語数も一気に1,710語となり、これまでの最長となり読み応えありそうです。
例によって本文から抜粋です。難易度のご参考にどうぞ。
He shows them some animals next to the boy’s cabin.
“How many people know how to milk a cow" he asks.
David is very happy but he says, “It was nothing, really."
コスモピアー・イーステーション「Boys vs. Girls」より引用
難易度と内容
知らない単語はあまり出てこないのですが、2番目の例文の「milk」は、牛乳ではなく(乳を)搾るという意味だと分かったり、簡単に見える単語ほど色々な意味があることに、多読で気づけるのかもしれません。
そういう意味で、3番目の例文の「It was nothing」というのも、前後の文からなんとなく理解できました。
ストーリーは「vs.」となっていますが、何か競争するでもなく、兄弟げんかみたいなしょうもない感じが続き、キャンプ場の管理人の気持ちになって、「あんまり面倒かけんといて!」と言いたくなる内容でした。
でもまあ思い返すと、高校生の日常なんて、こんなグダグダな感じやったような気もしますね…。
キャンプは楽しい!
それにしても、アメリカではキャンプが日常的な感じなのでしょうか、一冊だけ読んだSchool Adventuresシリーズでも、長期滞在のキャンプ場が舞台でしたしね。お国柄なのか、自然が近くにあるせいでしょうか?
ウチの息子と娘は幼稚園の頃から今に至るまでボーイスカウトに入っていますが、やはりキャンプは好きみたいです。ボーイスカウトという名前ですが、実は女の子もたくさん参加しています。
ボーイスカウトは大人の手伝いが必要なことも多く、親が活動に同行することもあるのですが、キャンプファイアーに参加して、ゆれる炎を見ながら、のんびりと心がリセットされる感じは私も好きですね。
もっとも、団体行動の制限がなく、心置きなく飲めるファミリーキャンプのほうが大好きですが(笑)
今日の多読リスト(2/6)
「Boys vs. Girls」を含めて、今日読んだ本のリストです。
タイトル | YL | 総語数 | 累計 |
Mystery on the Island | 0.9 | 1,422 | 31,828 |
The Shipwreck | 0.9 | 1,301 | 33,129 |
Sarah’s Surprise | 0.6 | 526 | 33,655 |
Kung Fu Kid | 0.8 | 762 | 34,417 |
Boys vs.Girls | 1.0 | 1,710 | 36,127 |
「The Shipwreck」は、タイトルの意味が分からずに読み始めました。
表紙をめくったところにある「Before You Read」の重要語句にも記載がなかったのですが、挿絵のおかげもあって(笑)、沈没船らしいということは分かりました。
自由すぎる高校生たち
それはともかく、ベイビュー高校の仲間たちは冒険心が旺盛で、沈没船を調べていて大きなタコに絡みつかれる場面があり、こちらの息が苦しくなってヒヤヒヤしますね…。
海に潜るときは、せめてナイフくらい持って行って~!
他に面白かったのは、「Mystery on the Island」ですね。
このシリーズは悪い大人がバンバン出てくるんですが、今回もいかにも怪しい大人が、女の人を無理やり船に乗せるところを、いつもの高校生が見つけて…という話です。
いつも保護者の気持ちで、「ヤバイ人に関わらんと逃げて!」となるんですが、今回は大丈夫でした(笑)