探検家と一緒に大自然を冒険しよう(50代からの英語多読35)
50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力はTOEICスコア710(リスニング370 リーディング340)です。
はい、TOEICスコアが更新されました!
つい先日、2回目のTOEIC試験の成績通知を受けたのですが、あまりの手ごたえのなさのわりに、点数自体はかなりアップしているという不思議な結果でした。
4か月でTOEIC135点アップ??
ちなみに、4か月前に初受験した時のスコアはこちらです。
形だけ見れば135点のスコアアップ!となるのですが、素直には喜べません…。
例えば、就職や転職でスグに700点必要だったとかの状況なら単純に喜べるのですが、そんな必要がない50代オッチャンにとっては、スコアアップの手ごたえがないことが、どうにもツライのです…。
リーディングについては、多読の成果なのか、2月よりも問題を解くスピードがアップした実感あるのですが、リスニングについては全く手ごたえがありません。
言い変えますと、リーディングについては69点(340/495)の実感あるのですが、リスニングについては75点(370/495)の実感が全くないのですね。
このあたりの違和感は、さらなる実力アップ、スコアアップに伴って解消されていくものなのか心配です…。
TOEICでは何度受けても、現在の実力が反映される仕組みになっているそうですが、今すぐに受けても710点を取れる自信は全くないワタシです(笑)
Alpha Exploreシリーズ②
前回から古いアンドロイドタブレットを復活させて、大きな画面で読みやすくなったシリーズを再開しています。
コミックスの形式もそうなんでしょうが、文字以外の情報があると、それに頼ってしまう悪い面もあるかもしれませんが、まずは楽しく読めるという良い面を重視しています。
読みやすさレベルが地味にレベルアップしていますし(YL:2.8-3.3)、専門分野での特殊な単語も出てきて戸惑いもありますが、TOEIC対策もあって、なるべく戻り読みしないようにしています。
あらすじなど
表紙の写真から分かるとおり、まあ大自然を舞台とした命がけの冒険が満載です。
ダイビングから始まって、洞窟探検、砂漠のトレッキング、ロッククライミング、エベレスト登山などなど、読んでるだけでお腹イッパイとなるチャプターが続きます。
例えばダイビング一つとってみても、アイスダイビングと言って、極地の氷をくりぬいて楽しむような人もいて、読んでいるだけで凍えてしまいそうです…。
それぞれのチャプターには、楽しさだけではなく、その根本的な危険性の説明もあって、アイスダイビングであれば低体温症や危険生物、レスキュー到着時間が長いことなどがあげられています。
これらの危険なスポーツを行う場合はほとんど、単独行動しないようにバディ(=相方)が必要とされており、また行程についてもあらかじめ届けておくといった周到な準備も必要とされていますね。
一方で最後のチャプターでは、こういった危険なスポーツをする人をどう思いますか?というお題も用意されていて、批判的な意見も紹介されています。
「レスキューにはすごいお金かかるんだから、そのお金はもっと他の有益なことに使うべき」
「生命の危険やレスキューコストのかかるスポーツ以外にも、楽しいことはいくらでもある」
最後に、あなたならどう思いますか?という問いかけで締められます。
幸福追求と自己責任と
私はこういった危険な香りのスポーツがとても苦手なので、まるで別世界の話と感じるのですが、命のリスクを取れる人は単純にスゴイな~と思ってしまいます。
例えば私は高所が苦手で、以前に超高層タワーのヘリポートを見る機会があったのですが、柵のない最上階にいること自体が非常にストレスで、しゃがみ込んでしまいたい衝動を抑えていました。
しかし、全く気にせずに柵のない最上階のフチあたりまで平気で歩いていく人もいて、自分との遺伝子レベルでの違いを感じましたね。
ですので、例えばスカイダイビングなど、自分的にありえないアクティビティなのですが、世の中にはたくさんの愛好者がいるわけで、そこは全く否定するつもりありません。
私の好きなコミックである「岳」なんかでも、この本ほどではなくても山には根本的な危険性があって、準備はしてあっても山で遭難し、費用をかけてレスキューしていくシーンが描かれています。
ところで、日本の場合ですが、海での遭難と山での遭難では救助費用が違うという話は聞いたことがあるのではないでしょうか?
残された家族としては、いくらお金がかかっても良いから捜索してほしいと願うのは当然ですから、リスクのあるスポーツをされる場合は、せめて救助費用を織り込んでから楽しんでほしいな~と思います。
一度きりの人生ですから、できる限り自分の幸福を追求したいですし、一方で責任の取り方というのも考えないといけませんから、そのバランス感覚はとても大事なところですね。
今回の多読リスト
今回も2冊なのですが、以前のように1日1冊というペースは、難易度的にも厳しくなってきています。
タイトル | YL | 総語数 | 累計 |
Cities | 2.2-2.8 | 3,099 | 315,847 |
Adventures in Wild Places | 2.8-3.3 | 4,757 | 320,604 |
2冊目の「Cities」については、世界の都市の成り立ちを解説するお話でした。
具体的には、古い時代のシカゴ、メソポタミアの古代都市ウル、北京、パリ、ベニスなどなど、様々な時代や地域を紹介しつつ、都市の成り立ちや現在を紹介する内容となっています。
個人的に面白かったのは、五大湖の一つ、ミシガン湖のほとりのシカゴの成り立ちですね。
ネイティブアメリカンが住んでいた村だったところから始まり、イリノイ・ミシガン運河の開通によって交通の要衝となって一気に発展、さらに鉄道が発明されて…。
1871年には大規模な火災が発生して、すさまじい被害が出たものの、このことを契機に耐火性の鉄筋コンクリート高層ビルが立ち並ぶようになったというものです。
正直なところ、シカゴやイリノイ、ミシガンと言われても場所すらピンと来なかったので、グーグル地図とニラメッコしながら読みましたが、アメリカはやはりデカイですね!
大昔に教科書では習いましたけど、五大湖に比べたら琵琶湖のスケール感が…。
やはり一度はアメリカに行ってみたくなりましたので、英語の勉強を頑張ります!