英語のコツを英語で勉強します(50代からの英語多読31)
50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力はTOEICスコア575(リスニング300 リーディング275)です。
2回目のTOEIC試験まで3週間を切りまして、ようやく問題集に取り掛かり始めました。
まあ、かな~り難しいですね(笑)
しかし、半年前には手に取ることすら考えもしなかった英語のカタマリ本を持つようになった自分自身に、確かな成長を感じています!
国によって発音が違う…
まずは(ラクな)ヒアリングからと、特に何も考えずに音声を聞き始めたのですが、もちろん全部聞き取れるわけでもないのですが、特に聞き取りにくい発音があることに気づきました。
公式問題集では、どの音声がどの国の発音か区別されており、私が聞き取りにくいのはイギリスの発音だと分かりました。
本来、こちらが英語として本家本元なんでしょうが、アメリカの発音に多少でも耳が慣れているせいなのか、単語の発音が短い感じもあって、本当に聞き取りづらく感じます。
ほかにカナダやオーストラリアの発音もあるのですが、特に聞き取りにくいな~と思ってテキストを確認すると、やはりイギリスの発音で、属人的なクセや要素も影響しているのでしょうか…。
アメリカ人にとってのイギリスの発音や、イギリス人にとってのアメリカの発音がどのように感じられるのか分かりませんが、これらの違いは、日本で言うところの方言みたいな感じなんでしょうかね??
実はそのあたりについて、今回読んだ多読本の中に攻略のヒントが隠されていました。
「Language Learning」シリーズ
前回まで楽しく「10Ways」シリーズを読んでいたのですが、同じようなネタが繰り返されている感じもあって、シリーズ全部で19編あるのですが、今回2編の合計11編でいったん終了することにしました。
「なんか面白くなくなっているのに自分で気づいたのでヤ~メタ」ということですね(笑)
で、次に見つけたのが「Language Learning」シリーズです。
まず見つけたのが「Language Learning Tips Test Preparation」でして、TOEICを控えた私の今の状況そのものですので、興味深々で読み始めることになりました。
表紙をめくると「Language Learning」シリーズには、「Test Preparation」のほか、「Listening」「Speaking」「Pronunciation」「Vocabulary」と全部で5編あることが分かりました。
飽きっぽい私でも、最後まで楽しめるシリーズだったら良いのですが(笑)
あらすじと感想など
「10Waysシリーズ」と同様に、今回も10個のTipsが紹介されていきます。
まず、なんのためにそのテストを選ぶのか考えましょうから始まり、試験日から逆算して勉強する時間を作っていきましょう、テストの傾向を知っていきましょうという感じで続きます。
さらに、テスト当日と同じ緊張感をもって勉強する必要性だったり、選択肢問題のテクニックとして消去法が出てきたり、勉強ばっかりでもモチベーションが続かないので少しはお楽しみもね!とかあるわけです。
英語で読んでますから、つい英語の試験を前提に考えてましたが、TOEICやTOEFLなど、目的に応じてどのテストを選ぶかのところはともかく、よく考えたら試験全般に通じるメソッドですね。
最後には「Reflect after the test」となっているのですが、もちろんこれは大事なことなんですが、TOEICではこれができないんですよね~テスト用紙が回収されますから!
テスト用紙を持って帰れない試験はホントにモヤモヤします…。
これまでいろいろな試験を受けてきましたが、テスト用紙を回収されたことのほうが少ないような気がしますが、最近は違うんでしょうかね?
今回もしょうがないのでTOEIC公式問題集を買ったわけですが3,000円もしますし、単なる過去問ならもっと安くなりそうだし、なんか腑に落ちない気も…。
あ、思い出した!
TOEICには過去問を再利用する「IPテスト」があるから、テスト用紙を配布してしまうとそれができなくなるわけですな…。
運営している「国際ビジネスコミュニケーション協会」も商売がお上手なようで…。
国によって英語の発音は違う
いつもなら、「今回の多読リスト」のところで少しだけ他の本を紹介していますが、冒頭でイギリスの発音が分かりにくいと生意気を言ったこともあり、グサッと刺さった本をここでご紹介します。
それは同シリーズの「Listening編」なんですが、今TOEICでヒアリングを勉強中の身としては、「なるほどそうやね~」と腹落ちするお話がありました。
それは、「Tips7: Listen to many kinds of speakers」で、色々な地域で色々な英語があるので、たくさん聞かないと分からないよ~とズバリ書いてあったわけです。
TOEICでも、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアと4つの発音が使用されていますが、それ以外でも英語が公用語になっている国は世界中にありますもんね。
そもそもネイティブでない人もたくさんいるわけですし。
仮にそれそれが英語のイチ方言のようなものだとしても、聞き慣れていなければ分かるハズがありません。
むか~し、九州に住む親戚がしゃべる方言を聞いた時、何をしゃべってるか全く分かりませんでしたので、これから色々な地域の英語をたくさん聞いて、しっかり学ばないとイカンということが良く分かりました!
今回の多読リスト
今回で、残念ながら「10 Ways」シリーズは、とりあえず終了としました。
タイトル | YL | 総語数 | 累計 |
10 Ways to Stay Safe | 2.5 | 2,552 | 279,417 |
10 Ways to Control your Emotions | 2.5 | 2,463 | 281,880 |
Language Learning Tips Test Preparation | 2.5-2.8 | 3,185 | 285,065 |
Language Learning Tips Listening | 2.5-2.8 | 3,031 | 288,096 |
10 TIPS for Language Learning Speaking | 2.5-2.8 | 3,057 | 291,153 |
「10 Ways to Stay Safe」の段階で、なんかアタリマエの話が多くなったな~と感じていたのですが、最後の「10 Ways to Control your Emotions」では、「ほ~」とか「へ~」も思わなくなりました…。
高い期待を持ってはいけない、小さな問題を大きくしてはいけない、心の声を聞いて…とかの「10Ways」が示されるのですが、どうも響いてこないんですよね~。
私の心が疲れて、乾き切っていただけかもしれませんが(笑)
電車の中で笑いを堪えられないような内容も困りますが、読む作業になってしまうのはイタダケマセン!
一方、最後の「Language Learning Speaking」では、実践的な「10 Tips」が出てきました。
話すにあたっての事前準備、失敗を恐れないこと、独り言でも話してみよう、言い変えてみよう、体験を話してみようなどなど。
スピーキングは全くこれからの勉強になりますが、これら実践できそうなTipsを考えながら、楽しく妄想させていただきました!