英語力は語彙力?50代からボキャビルに挑戦!

2022年6月24日

50代から英語を独学でやり直すことにしたおとぴんです。

現在の英語力は中学卒業程度(自己評価)、TOEICスコアなし(2/27初受験!)です(汗)

語彙力の不足

前回の50代から独学で始める英語多読19で、語数は10万語を超えましたが、同じ読みやすさレベルでも、自分にとって楽しんで読める本とそうではない本があることが、実感としてわかってきました。

山積みの本

同じYLレベルでも、知らない単語が多い本と少ない本があって、その感覚なのだろうと思っています。

英語多読のルールでは、分からない単語があってもそこで止まらず、辞書を引かず、全体を読む中で、知らなかった単語の意味が自然と分かっていくことになっています。

なので、分からない単語が少ない本から読んでいくことを推奨されていて、そりゃ当然ですよね。

この方法は十分理解できますし、そのほうがより本来の意味が分かってくるものだと思いますが、勉強時間の制約ある中で、英語多読で語彙力を増やしていく効率性には疑問を持ち始めていました。

疑問に思うオジサン

現在の自分の語彙力が少ないほど、ちょうど読みやすいレベルの本の幅も狭くなりますしね。

とどめとなったのが、2/27に初受験したTOEICでした。

リスニングでは、ただ単に聞き取れていない可能性も多少ありますが、リーディングでは分からない単語があきらかですし、それが多いとなると、どうにもなりません…。 

ボキャビルに挑戦

そこで、試行錯誤の一つとして、英語多読の一本足打法から、語彙力増強(=ボキャビル)も併用することにしました。

実は「ボキャビル」という言葉を、初めて知りましたが(笑)

早速、基礎的な語彙の単語集を探しにかかりましたが、ちょっと色々とありすぎじゃないですか??

私は、参考書の浮気をせず、決めたら一途なタイプです(笑)

なので、どの単語集を選ぶかで、私の語彙力が決定されることになりますので、慎重&慎重に選びました…。

DUO3.0にしました

最終的に選んだのは「DUO3.0」で、30代くらいの方には、当時の定番みたいですね。

私が受験勉強していたころは、「試験にでる英単語」というのがメジャーだった記憶があります。

発行が約20年前になるので、「携帯電話が必須になってきている」みたいな例文は気になりますが、「重要単語1600語と重要熟語1000語を、重複なしの560本の例文に凝縮させた」が良い感じです。 

まず、560本の例文を覚えることで、無駄なく、重要単語・熟語2600語をカバーできると断言!

さらに、例文の単語と派生語・関連語、中学生レベルの基本単語、日本語化している英単語を入れると、6000語程度になり、TOEIC780点までのレベルで困ることはほとんどないと言い切ってます!

はい、発行年が多少古かろうと、信じて最後までついていくことにします!

で、実際に本を開いてみて、パラパラっとめくってみたわけです。

すぐに絶望…

絶望的に分からん単語が多すぎる…。

昨日の昼ご飯どころか、今日食べた昼ご飯すら覚えていない記憶力の50代オッチャンが、こんなに覚えられるものなのか…。

半泣きになりながら、ページをめくると「達成目標」の記載があります。

【達成目標】

本編の見出し英文560本を60分※で聞き取れるようにすること

 ※DUO3.0 CD/復習用の録音時間

DUO3.0より引用

ん?聞き取れる?スペルは覚えないの?そんなことはないよね?

ここで、ふと、思い出したことがあります。

発音重視?スペル重視?

私、プライムビデオやユーチューブで、アメリカの警察実録ものを見るのが好きなのですが、ある警察官が大学で学び直して、レポートを提出しているシーンがありました。

保安官

その中で、レポートが先生に添削されて返ってくるわけですが、スペルの間違いとかが普通にあったわけです。

私からすると、え?ネイティブでもスペル間違うことあるの??ですよ。

まあ、普通に考えれば、そりゃあるでしょうね…私も漢字間違うことありますしね…。

逆に、ネイティブが発音を間違うというのは、あまり考えられないような…日本人にとっての日本語含めて…。

そりゃ、言い間違いとか、言葉の選択ミスでの炎上はしょっちゅうですけど(笑)

発音重視で!

スペルの話に戻りますが、私の年代だと、英語のリスニングテストはほとんどなく、「英単語を覚える≒意味とスペルを覚える」の感じだったように思います。

発音の問題があっても、当時、配点は非常に小さかったように記憶しています。

つまり私の場合、日本語の意味は別として、これまでの単語学習の重要性はハッキリと、スペル>>>発音だったのです。

しかし、TOEICはリスニングとリーディングが半分半分ですし、私自身の目的として、リスニングを鍛えたいので、覚える順番としてはリスニングからで良いんじゃないかと。

英語を音読する人

つまり、私の場合ですが、発音>>>スペルの重要性で、とりあえずは良いのではないかと考えたわけです。

50代オッチャンには、差し迫った受験や昇格選考などないですし(笑)

もちろん、スペルも覚える気ありますが、リーディングはリスニングと違って読み直しができますから、多少あやふやでも、選択肢は絞り込めそうな気がします。

そう考えると、ほんの少しですが、気持ちが軽くなりました。

推奨学習法によると?

つづいて、「推奨学習法」の記載がありました。

【推奨学習法】

STEP1

・560本の見出し英文を、それぞれの単語・熟語の意味を理解しながら和訳する。

・基礎用CDを利用して、「日本語⇔英語」の変換が自然にできるようになるまでリスニングを続ける。

・日本語での意味をイメージしながら英文の音読を繰り返す。

STEP2

・復習用CDを毎日2回ずつ聞くことを1か月繰り返す。

STEP3

・STEP2までを一通り終えて余裕が出てきたら、派生語・関連語などを少しずつ覚えていきましょう。

DUO3.0より引用

勉強方法を決定!

560の例文音声を収録したCDは基礎用と復習用の2種類ありますが、STEP2の目標は復習用CDを聞き取ることになっています。

また、英語学習界の天上人も、復習用CDだけで充分と断言されている方が多く、復習用CDのみ購入することにしました。

こちらのほうが安いということもありますが(笑)

これで、当面の作戦は決まりました。

とりあえず、見出し英文560本を見て、日本語が分かるようになる

次に、復習用CDを聞き倒して、(スペルはともかく)英文を聞き取った上で、日本語が分かるようになる。

以上! 

という感じですね。

うなづく男の子

もちろん、派生語を覚えたりするのも今後必要になりますが、「欲張ってはいけない!」とわざわざ注意されているくらいなので、とりあえず、当面、これだけに注力することにします。

発売後20年のデメリット

しかし、いきなり問題がおこりました…。

困ったことに、復習用のCDですが、CD規格の関係で、例文560が個別のファイルではなく、10~15本ほどを一括りにして、45本のセクションにまとめられているのです。

言うてみたら、CDの規格上、例文560を560曲として収録できなかったので、いくつかをまとめて45曲にしときました…みたいな。

音楽CD

やる気スイッチが…

これはいただけません、これだけはいただけません…。

なぜなら、私のお気に入りのやり方は、覚えた内容は学習リストからドンドン削除して、残った濃いヤツをツブしていくスタイルだからです。

このため、覚えた例文も、学習リストからドンドン削除していきたいのです。

削除ボタンを押す人

現状は45曲に分割されてますので、1曲あたりの10~15本ほどの例文を全て覚えてから、その1曲を削除するというやり方でもいいんでしょうが、私にとってはなんか違う感じなのです。

今なら、CDにこだわらず、パスワード付けて、オンラインでダウンロードさせるんじゃないですか?

これが、発売後20年経っていることのデメリットなのかもしれません…。

しかし拾う神あり!

「捨てる神あれば拾う神あり」とはよく言ったものです。

カットアンドジョインという素晴らしい神サイトがあり、簡易編集ツールを公開されていました!

ネット上の神

実際、キレイに分割が成功した時、心底、震えました…。

作者の方には、感謝しかありません! 厚くお礼申し上げます!!

やり方は、上記ページで確認いただきたいのですが、おかげさまで、キッチリと560本に例文を分割することができました。

英語多読のサブスク登場の時もそうでしたが、これでもう、ボキャビルを頑張れない理由がなくなりました!

ボキャビル開始

560本の例文については、たびたび絶望感に襲われながらも、なんとか2週間で、ひととおり目を通すことだけはできました。

結果、英語学習界の天上人が言われている「とりあえず早く1周回すこと」は、なんとか終えまして、日本語の意味はなんとなく分かるようになりました。

次は耳を慣らそう!ということで、通勤の時はもちろんですが、ヒマなときは例文を聞くようにしています。

ヘッドホンで音楽を聴く人

スマホに560分割した例文をダウンロードしているのですが、順番に聞いていくと、次の例文が予想出来てしまうことがあります。

別に予想できることが悪いことではないのですが、生意気にも(笑)、ちょっと飽きちゃうんですよね。

ランダム再生すれば良いだけなのですが、私のスマホの標準オーディオプレーヤーには、ランダム再生の機能がなく、既にインストールしていた「Poweramp」を利用することにしました。

しかし、ここで問題が起きました。

Powerampでの失敗

「Poweramp」が、すべての音声ファイルを認識してくれず、一部のファイル認識にとどまるのです。

スマホのアプリ

何度読み込んでも同じで、「ファイルが壊れている」などのエラーが出る始末で…。

もはや策なし…と、しばらくあきらめていたのですが、ふと、設定画面を見ていると、「短いトラックを除外」という設定に気づきました。

なんと、6秒より短いトラックを除外する設定になっていました!

たくさんの曲を取り込めないCDの規格に文句を言っていた私が、同じようなことを自分でやっておりました…(恥)

普通に音楽を聴く場合は全く問題ありませんが、ごく短い音声ファイルは認識させない設定になっていることがありますので、みなさんもご注意くださいね!

英語

Posted by おとぴん