拾った財布は届けましょう(50代からの英語多読13)
50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力は中学卒業程度(自己評価)、TOEICスコアなし(2/27初受験予定)です(汗)
「Foundations Reading Library」シリーズ⑧
前回は、ジェニーの親友の女の子が、ジェニーの彼と急接近して…というハラハラドキドキのお話でした。
ネタバレになってしまいますが、こういった状況だと、たいていはアカンパターンが多いよな~と心が汚れた50代オッチャンは思ってしまいました…。
さて、今回はスッキリするのかドロドロするのかどっちなんでしょうね??
今回は「The Lost Wallet」をご紹介します。
表紙では二人の男の子が財布から大金を抜き出してニヤニヤ…今回も悪いニオイがプンプンとしますね(笑)
総語数は前回と同レベルですが、いかに彼らが悪い高校生か見ていきましょう!難易度は引き続き1.2です。
例によって、いくつかの文を抜粋です。難易度はどうでしょうか?
Eric and john raced to the park together on their skateboards.
When he was running for the bus, something fell onto the ground.
Mr. Harris said to her, “I’m sorry to say this, but I caught John stealing my wallet."
コスモピア・イーステーション「The Lost Wallet」より引用
難易度と内容
まだ難しい単語は出てきません。というか、一番上の「race」など名詞の意味しか知りませんでしたが、「ed」がつくことで、「あ~動詞の意味なのかも…」とか適当に理解している感じです。
二つ目の「onto」なんかも、「into」から類推して、点じゃなくて面のイメージで使ってるのかな~とか分かったような気がしているだけなのかもしれません。イチイチ調べないけど(笑)
本文の内容は予想どおりなのですが、財布の落とし主がこの生徒たちの嫌っているハリス先生で、拾ったジョンはキチンと返そうとしますが、エリックは誘惑に負けて…というお話です。
ちょっとネタバレになってしまって申し訳ないですが、私が驚いたのは、あるタイミングでハリス先生は学校に警察を呼ぶのです。それも躊躇なく。
これが日本だったら?と考えると、ある高校生が誰かのお金やモノを盗んだとして、現行犯で見つかったとして、直ちに警察に連絡するかな~と。
良いとか悪いとかではなくて、これが文化の違いなのかな~と感じましたね。スクールポリスなんかもアメリカでは導入されているみたいですし。
こんな感じで日常生活が舞台の読書だと、言葉以外の新しい発見もあって面白いですね!
英語多読リスト(2/12)
「The Lost Wallet」を含めて、今日の読んだ本のリストです。
総語数が2,000を超えてきて、一話を読むのに、15~20分ほどかかるようになってきました。
朗読のスピードくらいでは読めているので、レベル的に問題ない範囲ではないかと考えています。
タイトル | YL | 総語数 | 累計 |
No, You Can’t | 1.2 | 2,345 | 51,048 |
The Old Promise | 1.2 | 2,634 | 53,682 |
The Lost Wallet | 1.2 | 2,590 | 56,272 |
上記リストからは「The Old Promise」という本も面白かったです。
悪者たちが詐欺を働く話なのですが、100年前の契約書が発端になっていて、「The Lost Wallet」のように日本だったら…と比較で興味深いんです。
バイクは楽しいけれど…
今回はもひとつ、「No, You Can’t」もシミジミと考えさせられました。息子のアンソニーはモトクロスライダーになりたいけどお母さんが大反対。
事情を知らないお爺ちゃんがアンソニーの応援をして…というお話です。
私は、自分が今でもバイクに乗っているのを棚に上げて、子供がバイクに乗りたいと言われたら…反対はしたくないけど複雑ですね…非常に身勝手な理由ですが…。
ただ、子供の人生なので、最後まで反対することはしたくなく、アンソニーのおじいちゃんと同様、一緒にバイクに乗って、多少なりとも面倒を見て上げられたら良いな~と思っています。