レンタルボートの釣りはどうでしょう?

2022年6月14日

まだまだコロナが続く中、三密を避けることができる釣りが人気のようですね。釣りを楽しまれるみなさんの釣果はどうでしょうか?

資格マニアは宝の持ち腐れ?で書いたとおり、私にとって資格取得もある意味で趣味ですが、本当に楽しいだけの趣味は釣りになります。

釣れる釣りは楽しいけれど…

私はアオリイカをルアーで釣る「エギング」から釣りにハマリ、これまで20年以上楽しんできているのですが、ほとんどは堤防などの陸地から釣る「オカッパリ」が中心でした。

釣果の上がりやすい、潮が良く流れている堤防の先端などはいつでも人気スポットです。

20年前でも夜明け前後、日の入り前後の良く釣れる時間帯、いわゆる「マズメ」を狙うためには、早い時間からの場所取りが必須でした。

釣りブームの中で、ますます場所取り競争が大変になってくると、隣との間隔も狭くなりがちで、糸のオマツリなどのトラブルが増えて嫌な思いをすることがあるかもしれません。

気まずい人

楽しみのための釣りで嫌な思いをすると、せっかくの一日が台無しですよね。

私の好きなアオリイカ釣りでも、お手軽な釣りということもあって、人気の実績ポイントとなると平日も混雑がひどく、休みの日などは最初から行く気になれないくらい釣り人であふれています。

また、狭い間隔で釣り人が集まっていると、広い範囲を探ることができずに、釣果も厳しくなってくるのではないかと思います。

魚を寄せる「まき餌」の効果は高いのかもしれませんが…。

釣れる釣りは楽しいのですが、釣れない釣りは楽しくないものなのです。

2馬力ボートの魅力と不安

そういう事情も影響してか、最近では免許不要の2馬力ボートの人気が急上昇しています。

救命ボート

2馬力のエンジンといっても、風や潮の状況次第ですが、時速10キロくらいのスピードが出ますし、堤防からの釣りとは全くの別世界で、ブリやヒラメなどの大物に巡り合うこともあります。

ただ、免許不要であるがために、基本的な海の交通ルールや危険性などを勉強しないまま、沖へ出る方も中にはいらっしゃるようです。

私は何度か、友人の2馬力ボートに乗せてもらったことあるのですが、潮流や風向によっては、2馬力のエンジンはあまりにも非力だと感じました。

溺れる人と救命する人

エンジン故障の場合に備えて、ボートにはオールを積み込んでいますが、ベタ凪の時であっても、オールを漕いで港まで何㎞も戻れるか、全く自信がありません。

そのため、天候やエンジンの調子次第で簡単に遭難する危険性があり、天気や波風による出航の見極め、天候急変での帰港なども的確に判断する必要があります。

お手軽に沖で釣りを行うことのできる非常に魅力的な二馬力ボートですが、海でのトラブルはソク命に直結しますので、やってみる場合は、知識を含めて万全の準備をしておきたいですね。

実は私、2馬力ボートの購入を検討している時期がありまして、その時に使用したのがこちらの本です。

少し古いものになりますが、二馬力ボートを検討されるなら、勉強してみる価値あるものと思います。

レンタルボートという選択肢

スワンボート

2馬力ボートはお手軽なのですが、実質的に大人は2名しか乗れないというスペースの限界があります。

というのも、乗るだけなら5人が定員のボートもありますが、釣りの場合は道具が多いので、その分のスペースが必要なのです。

我が家は4人全員が釣り好きなので、ボート2台を買うわけにもいかず、またボート自体の重さも50代オッチャンには相当に負担ということで断念しました。

ギックリ腰の人

30キログラムくらいなんですけどね。

ほかにも、せっかくなら海の知識もしっかり勉強したいと思って、船舶免許を取った上で、レンタルボートでの釣りを選ぶことにしました。

レンタルボートで有名なところでは、ヤマハマリンクラブ・シースタイルが全国にありますね。

レンタルのメリットとデメリット

レンタカーのお店

ただ、レンタルボートにはデメリットがあります。

シースタイルなんかもそうだと思いますが、営業時間が早朝からではなく、9時から17時の営業時間だったりするのです。

そうすると、一番釣れるとされる、夜明け前後、日没前後のオイシイ時間帯でボートを出せないことが多いのです。

この辺りは、お店の営業時間によりますので、ご興味がありましたら、お近くのレンタルボート屋さんを探してみてください。

もし、夜明けまたは日没前後のどちらかでも営業時間の範囲内であれば、これはもう、レンタルするしかありませんよ!

夕日

ただ何より、レンタルボートの特筆すべきメリットは、トラブル時での緊急対応だと私は考えています。

携帯電話がつながることは前提にはなりますが、レンタルボートの場合、お店に電話すれば、間違いなく救援に来てもらえます。

しかし、自分だけが乗っている二馬力ボートだと、天候や時間帯が悪ければ、最悪の事態もありえます。

そんなこともあって、二馬力ボートで海に出られる方は、安全のため、何隻かで出られる方も多いようですね。

ファミリーフィッシングに最適!

家族旅行

最終的に私は、海の勉強を兼ねて船舶免許を取った上で、全長20フィート(約6m)くらいのプレジャーボートを週末にレンタルして、家族でゆったりと釣りを楽しむようになりました。

お店の営業時間の制限で、マズメの時間帯でボートを出せませんし、毎回大漁!にもなりません。

しかし場所取りもなく、隣とのトラブルもなく、釣果を除いて(笑)落ち込んだりすることもなく、楽しいフィッシングライフを送ることができています。

ちなみに、2馬力のボートは一人でも持ち運びができ、購入する人が多いためなのか、レンタルされているお店は少ないようです。

資金に余裕があれば、プレジャーボートを買ったらよいのですが、釣行回数と係留や船のメンテナンス費用を比較して、今はレンタルボートで良いかな~という感じです。

クルーザーで寝る人

船舶免許の取り方等については、また別の機会に書きたいと思います。

堤防からの釣りを始められて、色々とモヤモヤされている方へ、少しでもご参考になれば幸いです!

(50代からの趣味に堤防からの釣りはいかが?へ)

趣味と資格

Posted by おとぴん