海釣り公園での釣りはどうでしょう?

2022年6月24日

皆さんは釣りをされた経験はありますか?

何度か投稿しているとおり、私は釣りが好きで20年以上楽しんでいるのですが、一番初めのキッカケを思い返すと、釣り好きな職場の同僚に誘われてのことでした。

はじめの一歩?

なので、釣りに少し興味があっても初めの一歩を踏み出せない理由があるとしたら、ちょっとしたアドバイスをしてくれる人が、身近にいないということも理由かもしれません。

どんな道具を用意したら良いのか、餌は何を使ったら釣れるのか、海に落ちたら不安など、初めてのことをやってみる場合に、色々と躊躇するのはアタリマエだと思います。

そんな時に私がまずオススメしたいのが、釣り竿などのレンタルもある海釣り公園でして、決して職場や近所の釣り好きな人の調査ではありません(笑)

というのも、釣り好きな人に悪い人はいないと信じたいですが、時々、やっかいで面倒な教え魔がいることも事実ですので…。

「釣りバカ日誌」で仲の良いハマちゃんとスーさんでさえ、割と良くケンカしてますしね(笑)

海釣り公園と堤防の決定的な差

一度、お住いのエリアで「海釣り公園」や「釣り 公園」などで検索してみてください。

意識していなかっただけで、意外なほどたくさんの海釣り公園がヒットするかと思います。

私も船の免許を取る前は、関西一円の海釣り公園にも出かけておりまして、場所によって多少違いますが、海釣り公園と堤防釣りとの決定的な差は、その程度はともかく、安全管理の仕組みがあるかどうかだと思います。

例えば、海に転落しにくいようにフェンスや柵が設置されていたり、海に落ちた時のため救命浮き輪が常備されていたり、管理人さんが常駐・巡回していたり…というところです。

フェンスを乗り越える子供

このため、小さなお子さん連れのファミリーが海釣り公園で楽しまれているのをよく見かけましたし、お子さんにもしっかりとライフジャケットを着用させている安全意識の高い親御さんが多かったですね。

悲しい話ですが、立ち入り禁止の堤防で釣りをしていて、波にさらわれる事故がたまに報道されますが、釣りはアウトドアですから、やはり生命の危険性がゼロではないわけです。

堤防での危険な経験

恥ずかしながら私も、堤防で釣りに夢中になっていて、徐々に波が高くなっていることに気付かず、突然、テトラポッド(=消波ブロック)を超えた大波をモロかぶりして、命の危険を感じた経験があります。

テトラポッド

妻は妻で、テトラポッドからテトラポッドに移る時に足を滑らして、額を打って海面に落ちかけた経験があり、後でその話を聞いてゾッとした経験があります。

テトラポットで転落すると、ケガで済めばまだ良く、死に直結する非常に危険な事故になりやすいのです。

当然ながらその後、我が家ではテトラポッドに乗っての釣りは絶対禁止となりました。

その点、海釣り公園では一定水準の安全設備がありますから、ライフジャケット着用など自分自身での備えも必要ですが、安心して釣りを楽しめる場所であると言えます。

救命胴衣を着けた子供

またお子さん連れの場合だと、トイレの有無も気になるポイントになると思いますが、堤防釣りの場合は近くのコンビニまで…というケースも多いですから、トイレ完備の海釣り公園はその点でも安心だと言えますね。

堤防釣りとの比較で釣果に差があるかどうかについては、私の腕に問題のある可能性が高く、チョット分からないということで…(笑)

レンタルという選択肢

もうひとつ、海釣り公園のメリットに、釣り道具のレンタルがあるところ多いという点もあります。

近所の釣具屋さんでは、「初心者セット」や「チョイ投げセット」等が売られていますし、今では100円ショップなどでも釣り関係の道具が揃っていて、ついつい手が伸びてしまうかもしれません。

しかしお手軽な格安道具の数々は、そのままお手軽にゴミになりかねませんので、初めての場合はレンタルも是非、選択肢に入れていただきたいなと思うのです。

プラスティックゴミ

私も「初心者セット」を買って、すぐにゴミにしてしまった一人でして…。

品質は値段と概ね比例しますし、多少でも良いものを買うと釣行後の手入れもするようになって、結果として道具の寿命が延びるのは世の常ではないでしょうか(笑)

レンタルの場合、お店の人に聞けば道具の使い方や釣り方など教えてくれますし、多少の年季が入っている道具でも、ある程度の耐久性ある商品を提供していますから、その点でも安心です。

管理人

また、釣りを終えてレンタル品を返す際、使用感等を伝えたり、釣果の質問をしたりなんかすると、たいていの場合、釣り好きの管理人さんが機嫌よく色々と教えてくれるところもメリットかもしれません。

ごくまれですが、愛想の悪い管理人さんがいる場合もあり、そのあたりは事前のクチコミ調査をお忘れなく!

結び=ノット

釣りの場合、糸や仕掛けを接続するのに、必ず「結び=ノット」の知識が必要になります。

このノットが必要という点も、釣りへの興味があっても、「なんだかメンドクサそう」と気持ちになってしまう理由の一つかもしれませんね。

もやい結び

実際、世の中にはたくさんのノットの種類があり、用途や強度の点でたくさんの議論がなされています。

しかし安心してください!!

私はノットを以下の3種類しか知りませんが、釣りをバッチリと楽しめています。

①ユニノット
②エイトノット(八の字結び)
③電車結び

ほかにFGノットも使いますが、全面的に道具に頼ってまして、結び方が分かっているのは以上3つです(笑)

ロープ

③は糸と糸を結ぶときのノットですし、実質的には①のユニノットの組み合わせなので、①と②だけ覚えておけば釣り公園ではなんとかなります。

どちらも非常に簡単なノットなので、3回も練習すればすぐマスターできますし、たくさん動画がアップされていますので、「ユニノット」と「エイトノット」だけは、お出かけ前に是非チェックしていってください!

サビキ釣り

完全に私の主観ですが、ファミリーフィッシングと言えば「サビキ釣り」ではないでしょうか?

一応、サビキ釣りの原理ですが、餌となるアミエビをバラまきながら、アミエビに似せた擬餌針(サビキ)を海中に行き来させて、擬餌針を魚に食べさせるという仕組みです。

なので、海底から海面までの魚がいる遊泳層(=タナ)を探っていくことになります。

魚の種類や時間によって遊泳層は異なってきますから、近くでアタリが続く釣り人がいれば、そのヒットしたタナをなんとか聞きだして、そこに仕掛けを送り込むのが、釣果を上げる最も有力な方法です(笑)

仕掛けですが、リールから竿のガイドを通して出ている道糸と市販のサビキ仕掛けを結び、その先にオモリ付きのカゴを付けるだけです。

ウキを付けて飛ばしウキの仕掛けとすれば、足元以外の離れたゾーンも狙えます。

竿とリール

地域や釣り人によっては、アミエビの入ったカゴをサビキ仕掛けの上につけて、サビキ仕掛けの下に単純なオモリを付けるという方法があるようです。

この結びの際に、先ほどのユニノットやエイトノットを使うワケです。

虫が苦手な人でも、餌のアミエビはカゴに入れて使いますし、最近はチューブ式のタイプもありますから、個人的には食べたら美味しそうな(?)アミエビに触る必要もありません。

そのため、モゾモゾする虫エサを触りたくない~という方には、まずサビキ釣りをオススメします。

時期にもよりますが、海釣り公園では多くの方がサビキ釣りを楽しまれています。

胴付き仕掛け

サビキ仕掛けが魚の遊泳層(=タナ)を探す釣りであるのに対して、海の底に張り付いた魚を狙い撃ちするのが胴付き仕掛けです。

この仕掛けで狙う代表的な魚が関西方面で言う「ガシラ」で、いわゆる「カサゴ」ですね。

ちょっと投げてやると、今の時期に釣れている「シロキス」や「コチ」もヒットします。

この仕掛けもサビキと同様に、リールから竿のガイドを通して出ている道糸と市販の胴付き仕掛けをセットし、その先にオモリを結びつけるだけです。

ここでネックになるのが、イソメなど虫エサの取り扱いなのですが、どうしても触れないという方は、人工の虫エサもありますので、釣果は少し落ちるようですが、選択肢ではあります。

釣り方ですが、投げない胴付き仕掛けであれば、オモリでちょんちょんと底を叩いて魚を誘い、チョイ投げであれば、ズルズルと底を引きづって、アタリを待つことになります。

毒魚には注意

楽しいはずの釣行も、痛い思いをしたり、病院に行くようなハメになると一日が台無しになりかねません。

触ると危険な魚で有名なところでは、ハオコゼ、ゴンズイやアイゴですが、これらが釣れてしまった場合は、針から安全に魚を外す必要があります。

靴で踏みつけて…という方法を取る人もあるようですが、もし、靴の底を突き破ったら…と思うと、とても私は真似できません。

なので、安いもので良いのでフィッシュホルダーやプライヤー(針外し)を用意しておいたほうが良いですね。

アカエイ

毒のトゲを持つアカエイなどの大物がかかってしまった場合などは、無理に引き上げることはせず、かわいそうですが、危険を避けるためにもラインを切るという選択も必要です。

フィッシングホテル?

海釣り公園でも、なかなか重い腰の上がらない困った方には(笑)、関西在住か淡路島へ旅行される方向けですが、多少なりとも腰が軽くなる良い情報があります。

「日本一のフィッシングホテル」と銘打った「淡路島観光ホテル」をご存じでしょうか?

このホテルの特徴は何と言っても、ホテルの敷地内に釣り場があり、レンタルや仕掛けのサービスのほか、釣った魚を夕食に調理してくれるという点です。

刺身盛り合わせ

釣り場は決して広くはなく、公開されている釣果から見ても、桁外れにスゴイということもないのですが、何と言っても「超お手軽」なのです。

ホテルに到着後、晩ごはんの前に釣り、晩ごはんの後に釣り、寝る前に釣り、朝ごはん前に釣り、朝ごはん後に釣りと、まあ釣り放題なわけです。

実際私も2回宿泊したことありまして、その時はエギングでイカを何杯か釣りあげました。

下手な海釣り公園よりも仕掛けなどの品揃えも良いですし、釣り場専属のスタッフの方がいて、お客さんからの質問にしっかり答えている姿を見かけました。

スタッフ

淡路島にはほかにも見どころがたくさんありますし、旅行のついでに立ち寄ってみて、釣った魚を夕食に出してもらうというのはどうでしょう?

ただし、これで釣りの魅力にはまってしまってもノークレームでお願いします(笑)

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Posted by おとぴん