楽しく生きるヒントを英語で学びます(50代からの英語多読30)
50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力はTOEICスコア575(リスニング300 リーディング275)です。
2回目のTOEIC試験まで1か月を切って、ようやく私もエンジンがかかり始め、公式問題集付属のCDから、音源をスマホにダウンロードして聞き始めました。
なにしろ、オシリが決まっていなければエンジンのかかりにくい私ですから、少なくともTOEICが勉強の継続に役立っていることは証明できたのではないかと…(笑)
洋画を見るようになりました
ところで、同じことの繰り返しはどうしても飽きてしまいますから、最近は土日に、アマゾンプライムで洋画を見ることが習慣になってきました。
英語の勉強的には、同じ内容を繰り返し見て、徹底的に理解したほうが良いという話を聞きますが、私はモチベーションの維持が目的ですので、楽しくないとダメなのです(笑)
なので、英語の字幕ではなく日本語の字幕で洋画を見るのですが、ボキャビルの成果なのか、聞き取れる単語がわずかですが増えてきたように感じます。
以前は日本語字幕だけ100%意識を集中して見ていましたが、今は英語学習という目的があって、半分程度はヒアリングに意識を置いていることも影響しているのかもしれません。
また、英語多読の成果なのか、分からないところは飛ばすというクセがついたのか、英語で聞き取れないところは無視して、聞けるところだけ聞こうという意識も奏功しているのかもしれません。
昨日は、「幸せのレシピ」「This Is Where I Leave You」「マン・アップ」の3本を続けてみましたが、以前ならこんなこと考えもしなかったので、英語への耐性は間違いなくついてきたと思います(笑)
「10 Ways to」シリーズ②
さて、英語多読の本題ですが、今回も前回に引き続いて「10 Ways to」シリーズです。
前回はこのシリーズはちょっと「意識高い系」かも…とか書いてましたが、読み進めるとそんなことはなくて、人生を楽しむためのコツくらいなものでした。
ただ「10 Ways to」ですから10個の方法が出てきますが、シリーズで共通の方法であったり、「ちょっと無理やりとちゃう?」というのも時々ありますが、そこをツッコミながら楽しむものではないかと(笑)
今回は、インターネットの危険性ということでさすがに「耳タコ」の内容かもしれませんが、最近、娘がスマホを使いだしたので、危険性を伝えるためにも、改めてしっかり学んでおこうと思います!
あらすじと感想など
一つ目の方法として、弱いパスワードを使ってはいけないという指摘から始まります。
携帯電話すらなかった大昔の大事なパスワードは、銀行の暗証番号くらいしかなかったと思いますが、それも4桁とかですからね…。
それでもネット社会になってパスワードが増え始めると、初めこそ意味があって覚えやすい数字や記号を選んでましたが、更新のたびに新しくしたり、そもそも登録段階で「弱い」と弾かれるようになってあきらめました。
今はもう、まったく意味の分からないパスワードを使っていますが、思い出すどころか、覚えることすらできませんから、バックアップやその取扱いなどで難しくなる一方ですね…。
あとは、スパムメールに気をつけろとか、オンラインで簡単に友達になってはいけないとか、SNSの投稿には気をつけなさいとか、まあ色々出てきます。
私が面白いと思ったのは、「フィッシング詐欺に気をつけろ」でしたね。
フィッシング詐欺自体は、金融機関等を装ったメールを送り付けて、偽のサイトへ誘導して、パスワードを盗む手口のことですが、そのスペルが「fishing」ではなく「phishing」でした。
その語源については「魚釣り(fishing)と洗練(sophisticated)から作られた」など諸説あるようなのですが、最近の造語なのに語源が明らかでないってなんか不思議な感じがします。
昭和のセキュリティ感覚
以前にアマチュア無線の投稿をしましたが、40年くらい前の昭和の時代には、アマチュア無線の設備で警察無線を聞けたことはご存じですか?
それまでは現在のような解読不可能なデジタル方式ではなく、暗号化されていないアナログのFM周波数が使われており、誰でも警察無線の傍受が可能だったようです。
「グリコ・森永事件」を契機に、暗号化されたデジタル無線設備が全国の警察に展開されていったとのことですが、警察ですらその状況ですから、第1世代のアナログ携帯電話などは傍受し放題だったようです。
デジタル化されてからはその危険性はなくなりましたが、固定電話のコードレスではしばらくアナログ方式が続き、傍受される危険性があったようですね。
もし、昔のアナログ方式のコードレスホンを今でも大事に使われていて、秘話機能がついていない機種でしたら、利用を停止して、デジタル方式のコードレスホンに買い替えることをオススメします。
このあたり、古いパソコンを使い続けたくてもアップグレードには限界があるのと同じで、セキュリティ上の寿命がモノの寿命ということになるんでしょうね。
住民票なんかも、誰でも自由に取れたという話を聞きますので、今から思うと、とんでもなく恐ろしい時代でした(笑)
しかし同じように、50年後の将来から現在を見たら、なんとセキュリティの緩い時代だったんだ…と驚かれるのかもしれませんね!
今回の多読リスト
今更ですが、難易度にもよりますが、このシリーズの一冊あたりの語数は2,500前後で、通勤時に読むボリュームとしては、ちょうどよい感じです。
実際のところ、朝の通勤電車中の30分では読み切れなくて、帰りの電車で少し戻り読みしながら残りを読んで、リーディングクイズをして、翌日の分を少しだけ読み始めることにしてます。
前回の「10 Ways to Achieve Work-Life Balance」では否定される方法かもしれませんが、翌日の分を少し手を付けておくことで、私なりに、次に読み始める心理的なハードルを下げているつもりなのです(笑)
タイトル | YL | 総語数 | 累計 |
10 Ways to be Smart Online | 2.5 | 2,687 | 266,562 |
10 Ways to be Environmentally Friendly | 2.5 | 2,519 | 269,081 |
10 Ways to be Healthy | 2.5 | 2,645 | 271,726 |
10 Ways to Work in a Team | 2.5 | 2,657 | 274,383 |
10 Ways to Understand the News | 2.5 | 2,482 | 276,865 |
「10 Ways to be Environmentally Friendly」では文字どおり10のエコな行動を勧められますが、「Buy locally grown food」というのは、そのとおりだし、旅の楽しみにも影響あるな~と考えさせられました。
地産地消がエコなのはもちろんですが、地元の特産品であっても、流通が発達した現代では、どこでも買えますし、ネットでも買えるわけです。
もちろん便利であることは間違いないですが、「ここでしか買えない」という旅の大きな楽しみの一つが失われているような気もして…。
ヨガをやりたいのですが…
次の「10 Ways to be Healthy」で、健康のために勧められた中で意外だったのは、ヨガですね…。
洋画を見るようになって感じましたが、欧米ではヨガが生活に浸透しているか、本当によく登場します。
実は以前、会社にヨガの先生の同僚がいて、終業後に会社の会議室を利用してヨガ体験したことあるのですが、ビックリするくらい肩こりが解消したことを思い出しました。
またやってみたいですけど、日本では女性向けのところが多いのが悩みどころです…。
「10 Ways to Work in a Team」では、「チームの一員として自分の強みを見つける」という点は良いのですが、リーダーを含めて「respect each other」は、現実には難しい上司や同僚もいて…(苦笑)
最後の「10 Ways to Understand the News」では、「フェイクニュースに気をつけろ」が主題で、その一つ目に署名入り記事をチェックする重要性が指摘されてます。
その署名の記者に信頼おけるのかどうかという視点ですが、署名入り記事が欧米ではスタンダードということなんでしょうね。
みなさんはフェイクニュースを見破れますか??