アメリカンな高校生はパーティがお好き(50代からの英語多読15)
50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力は中学卒業程度(自己評価)、TOEICスコアなし(2/27初受験予定)です(汗)
「Foundations Reading Library」シリーズ⑩
前回は、先生から共同でプレゼン作成・発表を命じられて、もともと仲の悪い二人がぶつかりあいながらも…というお話でした。
大人になると、感情をぶつけたり、直接的な言葉は使いづらくなりますが、そこは高校生ですからズバズバ言うワケで、そんなところもウラヤマシクなりますね!
今日も引き続き、高校生の日常生活を覗いてきます。読みやすさレベルは、引き続き1.4のままです。
今回は「Let’s Party」をご紹介します。
表紙には、若者があふれてグチャグチャになった部屋が描かれてまして、すぐに保護者の立場になってしまい「ちょっと、あんたら何やってんの!」と突っ込んでしまいたくなります(笑)
例によって、本文からいくつかの文をご紹介します。
So would you please come and stay over at my house that night?
They’ll be away all weekend and we’ll have a lot of time to clean the house after the party.
If they find out I’m having a party, they’ll be really angry and I’ll be in big trouble!
コスモピア・イーステーション「Let’s Party」より引用
難易度と内容
レベルも変わりませんし、単語も大丈夫です。
ただ今回も、一つ目の文の「stay over」とか、何気ない単語の組み合わせがチョコチョコありますから、本当に分かっているかは怪しいところは多少不安になりますが…。
同じ文の中に「that night」がありますので、「泊まる」的な意味なんでしょうが、「over」がなんなのか、日付をまたぐみたいな感じなんですかね?それとも長い感じ?
そういう意味で、前置詞の基本的なイメージを掴めていると、他の単語とつながった時に、大きな意味をとらえやすくなるのかもしれないですね。
でもまあ、楽しく読めてはいますからヨシとします。
内容ですが、両親が週末に留守になることから、ジェニーは仲の良い友達数人を家に招いたところ、友達が友達を呼んでエライ人数のパーティーになってしまい…というお話です。
大文字の使い方
食べ物こぼす、冷蔵庫勝手に荒らす、音楽ジャカジャカで、隣の家から苦情も来て、初めは我慢していたジェニーですが、我慢の限界がきて叫びます「 CLEAN THE HOUSE !」
こんな時に大文字を使うんですね…怒ってる感じがなんか分かりました…。
ほかにも「NOW!DO it, or I’ll call the police!」などの強い表現が。
「The Lost Wallet」でも書きましたが、自分の友達であっても警察を呼ぶのに躊躇ありません…。
もしかすると、日本ほど警察を呼ぶことに遠慮がちではなく、アメリカでは何か困ったら気軽に警察を呼ぶことがアタリマエの共通認識なのかもしれませんね。
英語多読リスト(2/16)
「Let’s Party」以外で、今日読んだ本のリストです。
タイトル | YL | 総語数 | 累計 |
Let’s Party! | 1.4 | 2,673 | 66,572 |
Love Online | 1.4 | 2,925 | 69,497 |
My Mom, the Movie Star | 1.4 | 2,892 | 72,389 |
「Love Online」は、お互いが少し気になっているジーサンとサラのお話です。
二人が仲を深めていく途中で、サラを好きなスコットが、サラにナリスマシでメールをやりとりしてジーサンを陥れていく…というイヤ~な流れです。
「何もそこまでやらんでも…」と思いながら、いつの間にかグイグイと引き込まれてました…参りました!
エイプリルフールでもやりすぎは禁物
「My Mom, the Movie Star」は、エイプリルフールのちょっとした嘘からエライことに発展していきます。
自分の母親が、昔の映画スターであるとハリス先生を騙したジェンマですが、それなら学校でスピーチをしてもらおうと盛り上がってしまい…というお話です。
ジェンマがしっかりと反省したので事なきを得て、読後感は悪くなかったのですが、思い出したのはジョージワシントンが桜の木を切ったエピソードです。
このエピソードの真偽は分かりませんが、「正直」や「勇気」に価値があるという趣旨だろうと思います。
ジェンマのお母さんも騙されたわけですが、しっかり反省したジェンマを許していましたので、アメリカは日本と同等、それ以上に「正直」や「勇気」に価値を認める文化なのかもしれませんね。