自由すぎるアメリカの高校生(50代からの英語多読10)

2022年6月8日

50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力は中学卒業程度(自己評価)、TOEICスコアなし(2/27初受験予定)です(汗)

「Foundations Reading Library」シリーズ⑤

前回はドジなスパイの話で、高校生の日常とはほとんど関係がない内容でした。このシリーズは、「アメリカのティーンエイジャーの友情、初恋など、誰もが親しめるリーダー」と紹介されてるんですが…。

今回は「Boys vs.Girls」をご紹介します。

本の表紙
コスモピア・イーステーションより転載(許諾済)

今回はさすがに、男の子と女の子が競技や出来事なんかで対立しつつ、結果的には仲が良くなる…みたいな甘酸っぱい内容になるんだろうな~と勝手に期待。

ベイビューハイスクールのみなさん、頼みますよ!

語数も一気に1,710語となり、これまでの最長となり読み応えありそうです。

例によって本文から抜粋です。難易度のご参考にどうぞ。

He shows them some animals next to the boy’s cabin.

“How many people know how to milk a cow" he asks.

David is very happy but he says, “It was nothing, really."

コスモピアー・イーステーション「Boys vs. Girls」より引用

難易度と内容

読書をする男の子

知らない単語はあまり出てこないのですが、2番目の例文の「milk」は、牛乳ではなく(乳を)搾るという意味だと分かったり、簡単に見える単語ほど色々な意味があることに、多読で気づけるのかもしれません。

そういう意味で、3番目の例文の「It was nothing」というのも、前後の文からなんとなく理解できました。

ストーリーは「vs.」となっていますが、何か競争するでもなく、兄弟げんかみたいなしょうもない感じが続き、キャンプ場の管理人の気持ちになって、「あんまり面倒かけんといて!」と言いたくなる内容でした。

でもまあ思い返すと、高校生の日常なんて、こんなグダグダな感じやったような気もしますね…。

キャンプは楽しい!

それにしても、アメリカではキャンプが日常的な感じなのでしょうか、一冊だけ読んだSchool Adventuresシリーズでも、長期滞在のキャンプ場が舞台でしたしね。お国柄なのか、自然が近くにあるせいでしょうか?

ご飯を炊く男の子

ウチの息子と娘は幼稚園の頃から今に至るまでボーイスカウトに入っていますが、やはりキャンプは好きみたいです。ボーイスカウトという名前ですが、実は女の子もたくさん参加しています。

ボーイスカウトは大人の手伝いが必要なことも多く、親が活動に同行することもあるのですが、キャンプファイアーに参加して、ゆれる炎を見ながら、のんびりと心がリセットされる感じは私も好きですね。

もっとも、団体行動の制限がなく、心置きなく飲めるファミリーキャンプのほうが大好きですが(笑)

今日の多読リスト(2/6)

並んだ本

「Boys vs. Girls」を含めて、今日読んだ本のリストです。

タイトルYL総語数累計
Mystery on the Island0.91,42231,828
The Shipwreck0.91,30133,129
Sarah’s Surprise0.652633,655
Kung Fu Kid0.876234,417
Boys vs.Girls1.01,71036,127

「The Shipwreck」は、タイトルの意味が分からずに読み始めました。

表紙をめくったところにある「Before You Read」の重要語句にも記載がなかったのですが、挿絵のおかげもあって(笑)、沈没船らしいということは分かりました。

沈没船

自由すぎる高校生たち

それはともかく、ベイビュー高校の仲間たちは冒険心が旺盛で、沈没船を調べていて大きなタコに絡みつかれる場面があり、こちらの息が苦しくなってヒヤヒヤしますね…。

海に潜るときは、せめてナイフくらい持って行って~!

他に面白かったのは、「Mystery on the Island」ですね。

このシリーズは悪い大人がバンバン出てくるんですが、今回もいかにも怪しい大人が、女の人を無理やり船に乗せるところを、いつもの高校生が見つけて…という話です。

いつも保護者の気持ちで、「ヤバイ人に関わらんと逃げて!」となるんですが、今回は大丈夫でした(笑)

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Posted by おとぴん