海でのサバイバルを勉強します(50代からの英語多読33)
50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力はTOEICスコア575(リスニング300 リーディング275)です。
2回目のTOEIC試験まで1週間を切り、ようやくリーディングパートの勉強を始めまして、どんどん気持ちがあせってきます…。
50代オッチャンにとっては、就職や昇進とかに全く関係がないにも関わらず、試験というものはノンプレッシャーとはいかないもんですね(笑)
前回に引き続き、本選びでは迷走しています…。
本選びで悩んでいるワケ
私の利用している英語多読のサイトは、色々な好みで本を絞り込めるシステムになっているのですが、私は読みやすさレベル(=YL)だけ絞り込み、あとは本の表紙やタイトルで選んでいます。
町の本屋さんで、本の表紙を見て興味持ったら、パラパラっと中をめくって確認する感じですね。
しかし、私が「面白そう!」と思う本のほとんどが、雑誌っぽいというか、写真やイラストにスペースを割いてある関係からか、文字のフォントが極端に小さくなっていて非常に読み辛いのです。
老眼による可能性は否定できませんが…(笑)
スマホの小さい画面では見にくいため、もちろん拡大できるのですが、操作性がガクンと落ちるんです。
どうせ今後は、総語数の増につれてフォントも小さくなり、スマホ画面では読みにくくなるのでしょうから、そろそろタブレットにしないとアカンのかな~と感じ始めました。
読書だけで言えば、電子インクで目の疲れにくいキンドルが、軽くて電池持ちも良いのですが、キンドル本専用ですし、もう少し多読が進んで、洋書が豊富な「Kindle Unlimited」を使う段階になってからかな~と。
ということで、Wi-Fi専用の古いタブレットを持ち出して使う予定にしていますが、まずはバッテリーを交換しないとマトモに使えないという…。
これまではスマホで気持ちよく多読できていたのですが、小さいフォントでも読みやすい読書環境が必要になってきました。
今回の多読本
本選びで迷走して2冊しか読めていないので、どちらもご紹介します。
ちなみに、6冊ほど途中で投げ捨てています(笑)
子供の権利について学ぼう
子供の権利に興味があったというよりも、様々な国の子供たちの状況がどんなものか知りたくてページをめくり始めました。
第一章では、異なる国での子供たちの様子が語られます。
最初に登場するのは、グアテマラの山間部に住む少女で、彼女は土のブロックで作られた家に住み、トルティーヤを作って市場で売りますが、生活に必要な水は町の井戸から汲み上げる必要があります。
町には病院がなく、病気になったおばあさんは、町まで3時間バスに乗って出かける必要があります。
次に登場するのはスーダンの少年で、戦争を逃れるために家族で引っ越しを続けており、食べ物は不足しており、小学校に行ったことはありません。
オーストラリアの少女も登場しますが、あまりにも都心から遠いところから住んでいるので学校に行けず、授業は無線を使って先生とやり取りをし、一緒に遊ぶのはいつも兄弟です。
日本の教育現場にも課題は山積だと思いますが、このような世界の状況を見ると、次元が違うというか、環境的には恵まれているとしか言いようがないですね…。
第二章では、子供たちの権利について小学校の授業で教える場面が出てくるのですが、これが欧米で一般的なことなのかどうか分かりませんが、「rights」と「responsibilities」がセットで教えられていました。
自分には守ってもらいたい権利がある、だからこそ他人の権利も守らなくてはならないということでしょうね。
日本で言うなら「クラスでの決まり事」という感じなんでしょうが、それを子供たちでイチから議論して合意させる点が、日本とは異なる感じです。
それにしても、国や文化は違っても、学校の先生は色々と大変だな~と思うばかりです!
海の真ん中に取り残されてしまったら…
脈絡のないセレクトなのですが、私、サバイバル系の読み物が好きなんです…。
私が好きなサバイバル系の元祖的コミックはこちらですが、初めて読んでいた子供の頃は、何度も悪夢を見たくらい引き込まれた名作です。
ところで本文の内容ですが、「10 Ways」シリーズと似ており、海に出る前に救命備品を確認しようとか、海に落ちた場合はまず身の安全をとか、持っている水は大事にしましょうとかのノウハウ系の話が続きます。
ちなみに、水分を取らないと人間は長く生きられないということは知っていましたが、食べ物があっても、食べ物を消化するのには水分が必要なので注意しようね!ということは知りませんでした。
つまり、食べなくても水分があればより長く生きられるわけですから、食べ物の消化に水分を回すのではなく、水分を確保できるまで食べるのは待ったほうが良いということのようです。
船舶免許を取得する際に習ったような内容もちょいちょい出てきてまして、「そうなんよね~海はホントに怖いんよね~」とか、時々頷きながら読み進めることになりました。
最近では知床で悲惨な事故があったこともあって、自分の身は自分で守る意識がより一層強まりました。
しかし実際、遊覧船に乗るのに際して、乗客側が一つずつ安全点検することなどできないですから、いかに私たちがこれまで性善説に立って、事業者への信頼を前提としていたかということですよね。
マジメに考えると恐ろしい話です。
命の危険を感じた経験
私は怖がりですので、そもそもアブナイところには近づかないようにしていますが、わずかでも命の危険を感じた経験は、思い返すと海ばかりでした。
遠い昔にさかのぼると、それは海外旅行でバリ島のビーチで遊んでいた時のことでした。
私も妻も浮き輪をつけて海で漂っていたのですが、いつの間にか離岸流に入ったのか、ふと気が付くと海岸から相当に離れてしまっていて、急に恐ろしくなった経験があります。
妻は平気な顔をしていたのですが、私は大声で助けを呼びたい気持ちを抑えつつ、海岸までの結構な距離を焦りながら泳いでいったのが、今でも深く記憶に残っています。
数年前では、無料の釣り公園で家族で釣りを楽しんでいた時に、風が徐々に強くなって、潮位も上がってきているにも関わらず、無駄に粘って釣りを続けていた時のことでした。
予想よりも早く、足場まで波が上がってきたことに気付いた時には時すでに遅しで、撤収すべきタイミングを完全に見誤っていました。
ズブ濡れにはなりましたが、結果として海に落ちることもなく、モノをなくすこともなく撤収できたのですが、この時は家族を危険にさらしたことで自己嫌悪に陥りました。
あとは、友人のゴムボートに乗った時の2回で、1回目は沖合でエンジンが始動しなくなってオールで必死で戻ることになった時と、2回目は海に出てみたら想像以上に波が高かった時ですね。
リカバリーできる失敗なら良いのですが、海では小さな失敗が大事故につながりかねないので、楽しい場所でもありますが、決して油断してはいけない場所でもあります。
今回の多読リスト
今回の多読で、30万語台に突入しました。
今回は二冊だけになりましたが、TOEICが終わったら、タブレットのバッテリーを入れ替えて、しっかりと本探しに励みたいと思います。
しかし次に読む本が決まっていないというのは、気持ち悪いもんです…。
タイトル | YL | 総語数 | 累計 |
Survival! Ocean | 2.0-2.2 | 3,457 | 301,798 |
Your Rights | 2.2-2.8 | 3,251 | 305,049 |
ストーリーが分かっている物語にはあまり興味を持てないので、まだ読んでいない名作のリトールド版にチャレンジしてみようかな~と思ったり…。
リトールド版というのは、英語学習者向けに、原作の趣旨を変えずに書き直してあるものらしいです。
最近、アドセンス広告審査の壁はなんとか乗り越えた私ですが、英語多読で新たな壁にぶつかっています(笑)