意外と集中して聞けてない?(50代からの英語多読32)
50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力はTOEICスコア575(リスニング300 リーディング275)です。
2回目のTOEIC試験まで2週間を切りましたが、公式問題集リスニングパートの勉強に手間取っており、まだリーディングパートまでたどり着けておらず、さすがに不安が出てきました。
そんな時に限って夜のお付き合いが連続したり、フィットネスを始めたり…。
前回の点数がまぐれで、せめて下回らないことを祈るばかりです!
「Language Learning」シリーズ②
前回からの外国語学習シリーズがあと2編ありまして、残る「発音編」と「単語編」を読んでいきます。
トータル5編を通して、英語学習についての攻略法を見ていくわけです。
このシリーズではまず、10個の学習ヒントが示されたのち、内容の振り返り、最後に重要単語の意味について解説があります。
意味の分からない単語はたいてい文末に記載されていますので、分からなければその都度見ても良いのでしょうが、私はいったん読み続けて意味を推測しつつ、最後に「答え合わせ」をするようにしています。
初めの頃は多少のためらいありましたが、「分からなければ飛ばす」という多読のキモである「スルースキル」は、だいぶ身についてきたような気がしますね(笑)
あらすじと感想など
Tips 1としてまず、「発音が難しい音を知りましょう」から始まります。
「Do you know what phonemes are?」と、いきなりわからない単語「phoneme」が出てきて少しイラっとしますが(笑)、最も小さな音という説明が続くので、発音の要素なんだろうとアタリをつけます。
続けて、日本語にはない「v」と「r」の例が出てきて、初めての音なんだから発音は難しくて当然よね~という慰めがありつつ、こういうのはスポーツの練習と似てますよ~と攻略法が示されるのです。
要は初めてのスポーツをする場合、最初からうまくできないのは当然で、練習を積み重ねる必要があり、それは英語の学習でも同じだというわけですね。
具体的な練習方法の一つとして、難しい音があれば「tongue-twisters」(早口言葉)をやりましょうと、なかなかの剛速球が飛んできます(笑)
例が載っていましたが、「She sells seashells by the seashore」って言えます??
それと今更ですが、多読を継続してきて慣れてきたことの一つに、命令文の認識があります。
というのも、冒頭の「Know your difficult sounds」もそうですが、多読をしていると結構な頻度で命令文が出てきて、主語の有無も関係しますが、動詞の位置で命令文と瞬間的に認識するのが難しいのです。
文末での判断が多い日本語と違って、動詞で始まっている英語は命令文の可能性が高いわけで、さら~と読んでいると命令文としての意味をつい見逃してしまうんですよね。
今でも見逃すことありますが、多読の中で多少は慣れてきたな~というのを実感しています。
シャドーイング
英語学習をされる方には有名すぎる手法ですが、リスニングで聞いている英語の音声を、そのまま声に出して読んでいく方法で、リスニング、スピーキング、単語力の強化に効果があるとされています。
言葉としては私も知っていましたが、まずは聞けることが大事だと思って、その手法を全く取り入れていませんでした。
しかし、「Language Learning Tips Pronunciation」でも推奨されていますし、通勤時の駅までの徒歩のタイミングを利用して、少しシャドーイングをやりだしました。
そうすると、気のせいのような気もしますが、リスニングの聞き取りが良くなった気がするのです。
もしかすると、受け身で聞いているだけのスタイルと、シャドーイングするために能動的に聞いていることで集中力に大きな差が出ているのかもしれません。
これまでも、集中してリスニングをしてきたつもりなのですが、自らのアクション、アウトプットを伴わないと、自分で考えているほどリスニングに集中しきれていないのかもしれませんね。
仕事の場面では、「当事者意識を持ってやろう」と声掛けすることもある私ですが、リスニングの場面では当事者意識を持てていなかったことに愕然としています(笑)
今回の多読リスト
次のシリーズが決まらなくて、何冊も読み始めては投げてを繰り返し、冊数が進んでいません…。
面白そうに見えるシリーズもあるのですが、写真やイラストのスペース確保のため、文字のフォントが小さくなってスマホで見づらくなってたりするのです。
次に読む本が決まっていて、リズムよく多読できないのはちとツライですね…。
タイトル | YL | 総語数 | 累計 |
Language Learning Tips Pronunciation | 2.5-2.8 | 3,075 | 294,228 |
Language Learning Tips Vocabulary | 2.5-2.8 | 3,017 | 297,245 |
After Twenty Years | 2.6-2.8 | 1,096 | 298,341 |
簡単に内容のご紹介です。
「Language Learning Tips Vocabulary」では、ボキャビル強化に特化した、何か目新しい方法が出てくるのかと期待しましたが、まあそんな都合の良い展開がそうそうあるハズもなく…(笑)
・日本語には含まれないニュアンスもあるので、英英辞書を使いましょう
・単語帳や単語を使った例文リストを作りましょう
・単語だけでなくフレーズも覚えましょう
…という具合です。まあそんなもんですね。
「Read without a dictionary」というのもあったのですが、これは多読をしている立場としては、頷けるところでした!
分からない単語を読み飛ばすのは得意になってきました(笑)
「After Twenty Years」では、20年後の再開を約束して別々の場所で生きることにした親友二人が、生まれ故郷で待ち合わせをする物語です。
初めに出てくるのは、ニューヨークへ行き、成功を収めたであろう身なりのキチンとした壮年の男性で、早めに来て、約束の場所で友を待っています。
待ち合わせの時間に友を名乗る一人の男が登場して感動の再会となりますが、20年前の風貌とは変わっており、何やら違和感が…。
同窓会はどうでしょう?
久しぶりの懐かしい顔と言えば、同窓会なども思い浮かぶわけですが、みなさんは継続的に同窓会に参加されていますか?
社会人になってスグの頃、高校と大学時代の同窓会に何度か参加したことありましたが、それからはトンとご無沙汰しています。
今、参加を呼びかけられたら行きたいかというと、行く行かない以前に、記憶力が減退しすぎて「あなたは誰?」となりそうなのが怖いです(笑)
職場なんかでも、ある時期に一緒だった部や課の同窓会なんてものがあったりしますが、事前に予習をしていかないと顔は思い出せても名前が思い出せなくてヒヤヒヤした覚えがあります…。
そうなこともあってから、定期異動がある度、当時の座席表を印刷して保存するようにしています。
しかし社外の人にこの技は使えませんから、一刻も早く顔写真付きの名刺が一般化してくれないかな~と本気で思っています(笑)