たまには悪役も必要です(50代からの英語多読8)

2022年6月8日

50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力は中学卒業程度(自己評価)、TOEICスコアなし(2/27初受験予定)です(汗)

魅力的な登場人物

前回から引き続き、「Foudations Reading Library」シリーズですが、ちょっと笑ってしまうのが、高校生がお互いの関係性の中でトラブルとなるのは当然なのですが、結構、悪い大人が出てくる本なんですよ。

ヤクザ

親が違法行為を平気でしたり、そそのかしたり、悪徳警官まで出てくる始末で、ちょいちょい驚かされます。英語学習者向けで、子供向けの本ではないからでしょうか?

良い人ばかり登場しても物語が面白くならないのは世界共通でしょうから、これからもたくさん、悪い人が登場してもらいたいものです(笑)

「Foundations Reading Library」シリーズ③

今回は「I always Win!」をご紹介します。

本の表紙
コスモピア・イーステーションより転載(許諾済)

表紙の男の人も、結構、押しが強そうな感じです。

例によって本文からいくつかご紹介です。難易度のご参考にどうぞ。

Every year Ryan’s father buys him a new bike.

I want you to go faster than last year.

I’ll see you at the finish line.

コスモピア・イーステーション「I Always Win!」より引用

難易度と内容

内容がある程度分かったら良しなのが多読ルールなので、文法なんかはとりあえずスルーです(笑)

本の内容ですが、校内自転車レースにおいて、1位の大好きな父親が息子のライアンに対して「絶対に勝て!」と強要してくるわけですが、友達のタイラーとは実力が均衡しており、わざと…というお話です。

この表紙のおじさん、ライアンのお父さんなんですが、「Old Boat, New Boat」で、いらなくなった船を海岸に不法投棄した人なんですね。

息子のライアンも、確かにイヤな奴なんですが、心の底から悪い人間ではなく、今回もタイラーにちゃんとお詫びをするのです。

お辞儀をする男の子

そうすると、結局、イヤな奴は大人のお父さんだけなんですよね。

これまでに参加した子供の運動会でも、子供以上に順番に熱心な親御さんを、ごくマレにですが遭遇したことあります。

子供を応援したい気持ちは誰も同じだと思いますが、自分を子供に投影せず、自分とは別人格であることを心掛けておきたいですね。

通勤時の多読にご注意

満員電車に乗る人

さて私は、通勤時間を利用して多読することがほとんどなのですが、シャドーイングでもないので黙読しているつもりのところ、どうしてもブツブツと言ってしまう癖に最近気が付きました。

コロナのため車内ではマスクを着けていますので、油断もあったのかもしれません。

今日、多読を始めたとたんに、隣に座っている人がビクッと反応されたので、おそらく私の声が漏れていたのではないかと(恥)。

日本語の本なら完全に黙読しますが、慣れない英語だと黙読では理解が充分とならず、脳からの指令として、勝手に補助的に口が動いてしまうのかもしれません。

単なる私のクセなのかもしれませんが…。

電車やバスで英語多読をされている方は、念のためにチェックされたほうが良いかもしれませんよ!

今日の多読リスト(2/2)

並んだ本

「I always Win!」 以外で、今日読んだリストは以下です。

タイトルYL総語数累計
The Tickets0.662021,288
The New Guitar0.771622,004
I Always Win!0.868122,685
Quick Thinking0.869323,378
Quiz Night0.889524,273
Slam Dunk for Mark0.877125,044
プレゼントを持った人

誤解はトラブルのもと

「The Tickets」は、ジェニーの誕生日にジミーからプレゼントされた人気バンドのチケットをめぐるお話です。

その人気バンドが大好きなケリーは、ジェニーからそのチケットを譲って欲しかったのですが、ジェニーはこれを拒否。

その後、ジェニーが誤って落としたチケットをケリーが偶然発見し、拾って財布に入れるのですが…。

このシリーズでは、平気で悪いことをする人が普通に出てくるので、読み進めるのがドキドキします(汗)

高校の中でクイズ大会?

ほかにリストの中で面白かったのは「Quiz Night」ですね。

クイズの押しボタン

高校でのイベントとしてクイズ大会が開かれるのですが、賞品のピザの誘惑に負けてしまって、クイズの問題を探ろうとする悪い友人が出てきて…というお話です。

これが一般的なのかは分かりませんが、アメリカでは、こんな楽しいイベントが高校で開催されるんですかね?昔のテレビであった「高校生クイズ」みたいで、うらやましい!

いつの間にやら最初の段階である3万語(YL~1.0)が見えてきています。次の段階は12万語(YL~2.0)なので、これからが正念場のような気がしますが、ボチボチとがんばります!

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Posted by おとぴん