幸せなクリスマスでありますように(50代からの英語多読24)
50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力はTOEICスコア575(リスニング300 リーディング275)です。
現在、DUO3.0で集中的に語彙力強化(ボキャビル)中ですが、半分も覚えもしないうちから少し飽きてきたので、読みやすい多読でラクをしながら、英語の勉強をしているフリで自分を騙します(笑)
多読本の選び方
ところで、英語多読に興味はあっても、英語多読の本をどのように選ぶかで悩まれて、最初の一歩を踏み出せない方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
実際、私もその一人でしたし、英語多読を独学で始めるハードルの一つのような気もします。
多読をやり初めの頃など、「100万語が目標と言うなら、読みやすさの難易度を段階的に考慮した上で、何冊でも良いので、順番に読むべき本のロードマップを決めといてくれよ~」と思ったものです。
しかし、自分で読み始めて分かりましたが、興味を持てるジャンルや、難易度を上げていくペースも、その人によって異なりますから、確かに簡単ではないだろうな~と…。
読み始めてからやめる勇気
また、多読のルールの一つに、「つまらなければ次の本を読む」がありまして、一度読み始めてからでも、最後まで読まなければならないってこともないわけです。
実は、多読をやり始めの頃、いったん読み始めたら、面白くなくてもそのまま最後まで読んでしまうということが何度かありました。
読み始めてから途中でやめると、システム上、語数がカウントされない仕組みになっているほか、なんだか「負けた」気もしたんですよね~(笑)
しかし今は違いまして、読みやすさレベルとジャンルで検索した後、絞られた候補から少し試し読みして、面白そうだったら読み続けますが、すぐに放り投げてしまう本もたくさんあります。
面白くて読み終えた本については、その本と同じシリーズを調べて、他も読むというパターンが多いですね。
何が言いたいかと言うと、英単語を見るのも嫌いだった私が、とりあえず14万語まで、なんとか読んでこれたのは、少し試し読みしては投げ捨てられた多くの本の犠牲があってのものだということです(笑)
ゴミを出さずに本を投げ捨てられるのは、サブスクサービスを提供されているコスモピア・イーステーションさんのおかげですが、私が得するアフィリエイトなどは一切ありませんので、安心してご利用ください!
「A Short Story」シリーズ④
今回は英語で読むクリスマスの物語5編のうち、残る4編を読みました。
5編のうち1編「A Makeover for Christmas」は、以前に読んで、大笑いさせていただきました。
「slice」というと薄い一切れの印象あるのですが、ショートケーキなんかも「slice」なんですね!
ところで、コミックス「宇宙兄弟」で読んだのですが、「It’s a piece of cake/楽勝だよ」という慣用句があります。
そこで、「piece of cake」と「slice of cake」の違いが気になって検索したところ、掲示板でネイティブと称する人が、「同じ意味ですよ~でも前者はイディオムの意味もありますよ~」と英語で回答されてました。
スッキリ!!
あらすじ
大学進学のため札幌から上京してきたケンタは、初めてのクリスマスパーティへ一緒に行くガールフレンドがおらず、参加をためらっています。
実家では毎年、お母さんがクリスマスケーキを焼いてくれており、せめてクリスマスケーキを食べようとお店に買いに行くケンタですが、雰囲気に流されて二切れのイチゴショートケーキを買ってしまい…。
一緒に食べる相手もいないのに、二切れのショートケーキを買ったケンタですが、偶然、帰り道の川べりのベンチで、ホームシックで泣いているカナダからの留学生サラを見つけ、思い切って英語で話しかけるのです。
いや~もうね、ご想像のとおり、メリークリスマスなわけです!
居場所は必要
私は地元の大学に行ったので、こういった経験はないのですが、入学した時から学校をサボリがちで、その間に新入生のグループが完全に出来上がっており、居場所がなかったことがあります。
完全に自業自得なんですが、高校が規則だらけでツラすぎたので、入学と同時に我を失っていました…。
さすがに便所飯はなかったですが、ボッチ飯は多かったですね~今ではボッチ飯は大好きですが~(笑)
毎日活動のある体育会クラブには入っていたので、そちらで居場所は見つけましたが、最初のボタンを掛け違うと、後になって苦労するパターンです。
特に試験の時には、ノートなんかで助けてくれる友達がおらずに苦しむことになり、単位が足りなくなって、4年生でも必修科目履修とかツラすぎました(笑)
今日の多読リスト(4/20)
「Two Slices of Christmas Cake」を含めて、今日読んだ本のリストは以下です。
タイトル | YL | 総語数 | 累計 |
Two Slices of Christmas Cake | 1.4-1.6 | 1,313 | 136,272 |
Secret Santa | 1.4-1.6 | 1,589 | 137,861 |
The Gingerbread Lady | 1.4-1.6 | 1,613 | 139,474 |
A Christmas Present for Timmy | 1.2-1.4 | 720 | 140,194 |
Roman Holiday | 1.6-1.8 | 3,449 | 143,643 |
The Popularity of Kimi no Na wa | 1.8-2.0 | 2,103 | 145,746 |
「Two Slices of Christmas Cake」はキレイな物語でしたが、オッチャンのような大人になると、悪い人が登場する、その次の「Secret Santa」みたいな内容でないと、心から満足はできません(笑)
シークレットサンタ自体を私は知らなかったのですが、欧米では、クリスマスシーズンには会社でも、贈る相手をくじ引きで決めて、一方的にプレゼントを贈る慣習があるようですね。
この本の中では、全員が自分の名前を紙に書いて箱に入れて、次にそれぞれ全員が箱から名前の書かれた紙を取って、プレゼントを贈る相手を決めるやり方になっていました。
プレゼント交換もやり方次第で…
日本でもプレゼント交換会ってありますが、誰の分が誰に贈られるか分からないことが多い印象で、贈ったほうだけが分かっているシークレットサンタの仕組みは、面白そうですが危なっかしく感じました。
というのも、嫌いな人の紙を引いた場合、嫌なプレゼントを贈るというタチの悪い嫌がらせもできるわけで…。
まさに「Secret Santa」では、そういう仕組みを利用して、人付き合いは苦手だが正直者の男性従業員・アダムを、いじわるな女性従業員・ジルとエンマが面白がって悪だくみを企むお話なのです。
残る「The Gingerbread Lady」と「A Christmas Present for Timmy」では、悪い人が登場しない、さわやかなメリークリスマスのお話でした!
知ってる話は面白くない?
次の「Roman Holiday」は、ご存じローマの休日なんですが、あらかじめ内容を知っているから読みやすいというのはありますが、新しい面白味が全くないですね…。
もうやめようと思った時には既に半分くらい読んでいたので、「語数カウント」欲しさに、最後まで読んでしまい反省しています…。
「The Popularity of Kimi no Na wa」は、映画「君の名は」の話で、当初からターゲット層を若者と定めてSNSで拡散を図っていくマーケティングの話題もあり、これは新鮮に読むことができました。
最近は、サブスクが便利ですから、映画を見に行くことが本当に減りまして、今後の映画界は大丈夫なんでしょうかね~?