釣りではない海の深い話(50代からの英語多読36)
50代から英語を独学でやり直しているおとぴんです。
現在の英語力はTOEICスコア710(リスニング370 リーディング340)【2022年6月試験】です。
最近、スコアと比例しないリスニングスキルの自己評価で悩んでまして、ユーチューブでのリスニング動画など視聴しながら、今後の勉強方法についてモンモンとする日々が続いています…。
なかやまきんに君の英語勉強方法
ところで、自分が始めたから言うのもなんですが、最近はボディメイクというか筋トレの人気が出ていて、筋肉芸人などがテレビなどで引っ張りだこのようですね。
中でも、なかやまきんに君が筋トレ歴の長さもあってか飛びぬけて人気のようで、私もフィットネスジムで有酸素運動をしながら、きんに君のユーチューブ動画を見ることが習慣になっています(笑)
最近は30分くらいの有酸素運動を取り入れてまして、運動中は息も多少は上がっていますので、ラジオ番組的に聞ける「きんにくTVセカンド」は、長さやモチベーション維持のためにも、ちょうど良い番組なのです。
この時間を有効に!と思って、実は英語のリスニングに充てていた意識高い時期(笑)もあったのですが、運動中はハアハア言ってますから、子音というか抜ける音とかが全く聞こえないのでスグに断念しました。
ところで、きんに君の動画内容はいつも筋トレネタというワケでもなく、アメリカのカレッジを卒業した話もあって、「好きなことを英語で勉強しよう」という内容でしたが、卒業の努力にも本当に頭が下がりました。
きんに君は運動生理学という専門分野を専攻しつつ、1年半でアメリカのカレッジを卒業したとのことで、並々ならぬ努力の成果だと思いますし、筋トレへの真摯な態度にも通じるところがあるのかもしれません。
好きなことだからこそ、学びが続いたんだと思いますので、私もさすがに留学はできませんが、好きなことを英語で学ぶというスタイルはせめて意識していきたいな~と思っています。
Alpha Exploreシリーズ③
「awesome」と「awful」はどっちがどっちの意味やったけ~と、軽く悩みつつ、アルファー探検シリーズ3回目に入ります。
今回は海がテーマです。
子供のころですが、今の時代と違って遊び道具がなく、「海底二万里」という小説を夢中になって読んだ覚えがありますが、海の神秘は宇宙のそれにも勝るとも劣らない魅力がありますね!
あらすじなど
はじめに「OPEN OCEAN」として、5つの外洋の確認から始まります。
太平洋から始まって、大西洋、インド洋、南極海、北極海の位置や大きさなど地図で確認するのですが、日本以外の地図を見ると、改めて日本は「極東」なんだな~と感じますね。
日本の地図では日本が中心になりますが、世界的なスタンダードとなると、文化的経済的な影響力の大きさもあってか、ヨーロッパやアメリカ大陸が中心になるのでしょう。
結果、ロンドンやワシントンを中心とした世界地図が多いようで、当然ながら日本は端っこに描かれるわけで、これが世界からの見え方なんだな~とシミジミと思います。
次のチャプターでは、深いところでは11キロもある海溝が存在しつつ、多くの魚が生息する場所は海面から200mの太陽光が入るエリアで、それ以上深くなってくると、生存環境として厳しいという説明が続きます。
釣り人の立場からすると、釣りたい魚の泳ぐ層である「タナ」という感覚ですね。
ふだん釣りに行くエリアの水深はせいぜい100m未満ですから、深いところからリールを巻き上げるのも大変ですし、深いところにしか魚がいないとなると、釣り人にとってはスゴク大変です(笑)
一方で、一般的な魚の生息エリアに対して、クジラが200mを超えるトワイライトゾーンも活動範囲だというのは驚きでした。
クジラって哺乳類で肺呼吸なわけで、水圧もすごいだろうし、生命の不思議としか言いようがないです…。
続いてのチャプターでは、不思議な深海生物や依存関係にある生物、食物連鎖なんかの話に移っていきます。
後半では海の探索範囲拡大についての人類の歴史、重要な食としての海洋生物、世界的な保護の必要性という流れで締めくくられます。
日常生活の範囲の単語?
今回の本のテーマは海ですから、魚の名前や生息環境などで知らない単語がバンバンでてきます。
かといって専門書というほどのことでもなく、英語圏での教科書レベルのことでしょうから、文化的というか生活習慣の違いによる日常単語のレベルの違いというのを感じます。
例えば、トワイライトゾーンに生息する「amphipod」が分からず、たまらず辞書を引くと「端脚類」とか出てくるのですが、そもそも日本語を見ても、50数年間、私はそんな言葉を使ったことがありません!
他にも「viper fish」だと「バイパーフィッシュ」と訳されていますし、ついでに写真を見て怖そうなサカナ~と思いますが、日本では決して一般的ではないのではないように思います。
逆に私は今、「めざし」を食べながらこのブログを書いているのですが、ある英訳では「grilled dried sardines」と出てきてまして、多分、英語圏では日常生活の範囲の単語では決してない気がします(笑)
多読のルールとしては知らない単語は飛ばして読むことになってますし、そもそも知らない単語がたくさんある本はレベルが合っていないことを示唆していますが、日常的な単語でのギャップある場合が悩ましいですね。
そういった文化的な日常のギャップ自体を知ることが面白いですから…。
例えば、「クエ」という魚は日本では大変な高級魚ですが、英語では「Longtooth grouper」と言うことになっていまして、英語圏での評価はどうなんでしょうね??
今回の多読リスト
なんとなく、週に2冊が最近のスタンダードになってきました。
読みやすさレベル(=YL)ではなんとなく「3の壁」を感じたり、総語数が5,000を超えてくると、途中で一息つきたくなったりと、少し停滞期の感じもあります。
急ぐ旅でもないので、せめて毎日多読には少しでも触れておくことで、モチベーションを切らさないようにしないといけないな~と考えています。
タイトル | YL | 総語数 | 累計 |
Places We Call Home | 2.2-2.8 | 3,664 | 324,268 |
Awesome Oceans | 2.2-2.8 | 2,889 | 327,157 |
「Places We Call Home」を少しご紹介しますと、世界各地の様々な環境に合わせた家づくりの紹介から始まり、戦争や災害等で家のない暮らしが相当あって、国連での援助活動を行っているという内容になっています。
こういう世界の状況を見ると毎回思いますが、様々な場面で日本の停滞感を感じつつも、日本に住んでいるだけで、相対的にはかなり恵まれているのかもしれませんね。
「親ガチャ」みたいな言い方するのもアレですが、「国ガチャ」や「時代ガチャ」という視点では、世界的に見ても悪いとはとても言えないな~と感じます。
「上司ガチャ」は何とも言えませんが~(笑)